美容室を一人でやる予定でなければ、開業前にスタッフを募集する事になります。

まず、自分の美容室ではどのような人物を採用したいのかをしっかり決めておくことが必要です。そして、募集をかけた際に応募してきた人が、本当に自分の美容室にとって力になってくれる優秀な人材かどうか見極めるためにしっかり面接を行わなくてはいけません。

面接を行ったのち、どのように合否を決めていくかも知っておく必要があります。

ここでは、スタッフ募集の面接では、どのような所をチェックし、場合どんな点に注意したら良いのかをお知らせします。

面接の際にチェックすることは何か

スタッフ募集を行い、応募があったらまずは面接を行う事になります。面接時に何を聞くかで、応募してきた人物が優秀な人材なのか、自分の美容室に合っているかを見極めるために、チェックするいくつかの基本的なポイントがあります。

面接は約束の時間より5分前には来ているかをチェック

時間にルーズではないかどうかのチェックです。やむを得ない遅延が発生した場合も、しっかり連絡をしてくるかどうかもチェックします。時間にルーズな人は他のルールも守らないなど、全体的にルーズな傾向があるのでチェックが必要なポイントです。

どんな服装で面接に来たかをチェック

面接に来た時のファッションがお店の雰囲気と合うのか合わないのかを見ます。制服があるお店なら、清潔感があるか、肌やメイクはどうか、など身だしなみをチェックしましょう。

面接時に挨拶はできているかをチェック

美容室は接客業ですから、お客さまに不快な態度をとるようでは問題です。挨拶はできるか、気配りができるか、接客に必要な敬語を身に着けているか、言葉遣いが横柄ではないかなどをチェックしましょう。

面接の時にはどう質問を行うのが良いのか

まずは、面接を行う側は、履歴書を確認し、応募者が、緊張せずに話しができるような話題から入っていくように心がけます。

志望の動機や志望の熱意を聞く

「なぜ、このお店を志望したのですか?」「どんな所に引かれて、私どものお店に応募されましたか?」「どうして美容師になりたいと思ったのでしょうか?」「目標とする美容師像はどんなものですか?」など、志望動機や志望の熱意を聞いて、自分が共感できるかどうか、やる気がある人なのかを見ます。

質問は、「はい」や「いいえ」で答えられない質問を、考えて、応募者の言葉を引き出してあげましょう。

過去の職歴や業務内容を聞く

過去、職場でどのような業務を行っていたのか、このお店に採用された何ができるかを聞いて、自分のお店で即戦力になるかどうかを考えます。

その他、質問することは?

残業が多いと予想されそうなら、残業がどのくらい発生するかを伝え、それでも勤務可能かどうかを、確認します。過去の転職理由を聞いて、納得のいく答えかどうかを確認し、すぐ辞めてしまう可能性がないかどうかの判断にします。

採用後のトラブルが発生しないためにできること

この人は、と思って採用しても、採用側、応募者のお互いの認識が違っているためにトラブルになってしまい、すぐに辞めてしまう事は避けたいものです。

前職で必要とされた技術力と、開業する美容室で期待するスタッフのレベルが違う場合も考えられます。採用する前には、必ず技術力のチェックを行い、施術のレベルを確認しましょう。

逆に、自分がきちんと伝えたつもりでも、応募してきた人に条件面などが上手く伝わらず、面接の時に聞いていたのと条件が違うなどと、のちにトラブルにならないように、採用が決定した際には、雇用条件などを詳しく記載した、採用通知書を作成して渡しておきましょう。

スタッフ採用は、美容室経営において、大変に重要なポイントです。美容室の即戦力になる優秀なスタッフを採用するために、面接をしっかり行って良いスタッフを採用できるようにしていきましょう。


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美容室開業 参考記事

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